狙撃に惹かれ
スポーツ射撃に興味がでてきた。
きっかけは漫画『ワールドトリガー』だ、というと身も蓋もない感じがするが、とても面白そうだと思う。
1ヶ月ほど前に京橋のシューティングバーに行き、ワールドトリガーに出てくるものも出てこないものも、たくさんのモデルガンを撃たせてもらった。
店主も楽しい人で、友人と一緒に閉店時間の午前4時まで喋りつつ撃ち、とても良い時間を過ごすことができた。
いろんな形のモデルガンの中でも特に楽しいと感じたのがスナイパー用ライフルで、スコープを覗いて狙いを定め、集中状態で撃つことがとても快感だった。
ワールドトリガーでの最推しキャラは散弾銃使いの諏訪さんで、バーで散弾銃も撃たせてもらったけれども、3分の2はスナイパーライフルを撃っていた。諏訪さんごめん。
そんな中、オリンピックでライフル射撃の種目があることをしり、NHKの配信動画を見ていると、どうしようもなく本物を撃ちたくなってきたのだ。射撃種目はオリンピックで最も参加国の数が多い種目だということも初めて知った。参加者の年齢層も幅広く、40代50代の代表選手もいるという。
私には人を撃ち戦略・連携が必要になるサバゲーよりも、極限の集中のなか一点に狙いを定めるスポーツ射撃の方が面白そうだと感じた。また競技用エアライフルのデザインはモデルガンとは雰囲気が違いスポーツ向けで、そこもカッコいいと思う。(モデルガンももちろんカッコいい、念のため)
ただし日本では競技用エアライフルを撃つためには銃免許が必要になる。そのため簡単に体験することは出来ないが、そのような人のために免許がなくても打てるビームライフルというものがあるらしい。弾は出なくて、的がライフルのビームを検知する仕組みだそうだ。
カルチャーセンターなどで体験教室があるようなので、時間ができたら行ってみようと思っている。
競技である以上対戦相手はいるけれど、常に闘う相手は自分のみであるスポーツ射撃。いつかは分からないが極限の集中の世界に飛び込める日が来ることが楽しみだ。